"対話の可能性"@Uplink(ゲスト:宮台真司)のチラシ画像のご紹介

インパクト満点かつ趣向に富んだ日比谷カタン出演イベント群の中でも、異彩を放って皆様をお待ちしているのがアップリンクさんにタッグを組んでいただいた連続ライブ+トークショーシリーズ「対話の可能性」。12/18(木)開催の第1回目のトークゲストは社会学者・宮台真司さんです。
本イベントのフライヤー画像が届いたのでご紹介します。もちろんデザインは日比谷カタン本人です。

日比谷カタンpresentsライブ&トークショー
『対話の可能性』第1回"デタラメでキレイになる。"
(トークゲスト:社会学者・宮台真司)

日時:12/18(木)19:00開場/19:30開演(ライブ終了後にトークショー
場 所:渋谷Uplink Factory (http://www.uplink.co.jp/factory/)
出 演:日比谷カタン(シンガーソングライター)
ゲスト:宮台真司社会学者・首都大学東京 教授)
料金:¥1,800(1ドリンク付き)

★予約方法:
当イベントへの参加をご希望の方は、下記の予約要項を明記の上、指定のアドレスまでメールにてお申し込み下さい
(予約者数が定員に達し次第、受付を締め切りますので予めご了承下さい)。

★予約要項:
(1)お名前
(2)予約希望人数(一度の予約で3名様まで)
(3)ご住所
(4)電話番号

★予約先:
factory@uplink.co.jp
(件名を「予約/対話の可能性」としてお送り下さい。)
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詳細は:http://www.uplink.co.jp/factory/log/002840.phpをご覧ください。
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日比谷カタンのファンの皆様にはおなじみの代表曲の1つ「対話の可能性」をメインタイトルに掲げた本イベント、1時間のワンマンライブに加え、ジャンルを問わず様々な分野でご活躍中のゲストをお迎えしてトークを繰り広げる様をご来場の皆様にお楽しみいただこうという目論見。

音楽とトーク日比谷カタントークゲスト、そしてアクトと観客の皆様、あらゆる要素がモノローグで終わることなく、対峙し呼応する場になり、参加者の皆様にお楽しみいただれば幸いでございます。

ちなみに、今回のサブタイトルは「デタラメでキレイになる。」。トークゲスト宮台真司さんの新刊タイトル『<世界>はそもそもデタラメである』を引いて、"デタラメ"と"美学・美意識"にまつわるお話を展開していただければ、と思っております...が。そこは日比谷さんにも宮台先生にも、あらゆる可能性を孕んだ有機的対話をお願いしておりますから、発言者次第タイミング次第で、あらぬ方向に転がっていく可能性があることは否めません。が、ご心配なく。有意義かつ面白いお話になることは請け合いです。

なお、本シリーズ第2回目についても既に開催が決定。2009年2月19日(木)、トークゲストにミュージシャンの中原昌也さんをお迎えしてお届けします!!どうぞお楽しみに!

★★プチメモ:第1回トークゲストの宮台真司さんの最近のご著書のご紹介★★

■『<世界>はそもそもデタラメである』(メディアファクトリー:2008/11発売)

■『14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に』(世界文化社:2008/11発売)

#残念ながら筆者は『<世界>はそもそもデタラメである』を未入手にて、まだそちらについてはコメントできません。ここでは、発売日当日から爆発的売れ行き+大絶賛の声が高い『14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に』についてご紹介します。
筆者は発売日の10日後(!!)にやっとゲットして読むことができました。ずばり、名著!!です!!「カタンさんのファンだけど、宮台真司さんについてよく知らないので、ちょっと予習したい」なんて方は、是非本書を読まれることをお勧めします。本書は「社会学の入門書」ということになっていますが、"社会の中で生きていくこと"に纏わるさまざまな複雑さ、一筋縄でいかないままならなさ、が、やさしい平易な語り口で丁寧に解きほぐされています(...なんて言葉では誤解を招きそうなくらい、解説の中で言及される分野は、社会学はもちろん、哲学、国際政治、歴史、SF映画などなど多岐にわたり、著者が14歳を馬鹿にしてないことがよく伝わってきます)。さらに、そのような複雑さに対峙するためのアプローチ例や考え方、というものが、著者自らの体験に基づいて体温のある、血の通った言葉で、丁寧に語られています。
著者の娘さん(現在2歳とのこと)が14歳になったときに語ることを想定して書かれた、という本書の言葉の根底には人と社会への深い愛が感じられ、それらの指し示す先には、"キレイゴト"ではない、厳しさや複雑さを越えてこそ得られるであろう深い深い"豊かさの可能性"がほの明るく感じられ、なんとも感動的です。タイトルが示唆するように「14歳前後の読者」のみならず「14歳以上のすべての人」にお勧めです。