4/20 NHK FM「サウンドストリート21」日比谷カタンのオンエア曲

4/20 NHK FMサウンドストリート21」でオンエアされた日比谷カタンさんの曲について、お問い合わせをいただいているので、こちらでもご紹介しますね。

NHKさんの同番組の番組表では「日比野カタン "対話の可能性"」という記載があり
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-04-20&ch=07&eid=00162
オンエアでも曲名は「対話の可能性」とご紹介されてましたが...

オンエアされた曲は、日比谷カタンの1stアルバム「対話の可能性」に収録されている「いびつな月のはからい」でした。

カタンさんをお勧めくださったエルマロ柚木隆一郎さんも、この「いびつな月のはからい」を同番組内で「メロディアスな曲」と表現され「ラジオだから入口ということで」と選曲の理由を説明されてましたが...確かにこの曲はカタンさんの曲の中でもゆっくり目でポップス色の強いバラードでございます。虚実のあわいをたゆたい色めく男女のあり様を描いた曲でして、カタンさんの特徴の1つとして言及されることの多い「幅広い声づかいによる多彩なキャラクター表現」もきわめて控え目ながらチラリと登場。さらに「ギター演奏における技巧の高さ」もカタンさんの特徴としてあげられることが多いのですが、この曲ではその点(ギターの技巧)は比較的控え目に感じられるかもしれません。ただ、さらりと聞き流せる雰囲気がありながらも、さりげなく転調のねじれやリズムのずらしが効果的に使われており、独特のルナティックな曲想の演出に一役かっております。つまりは、なかなか尋常ではない工夫に満ちた曲であり、私自身はそんなところに「カタンさんらしさ」を感じとっていたりいたします。

同番組で初めてカタンさんの声と音を聴いた方、エルマロ柚木隆一郎さんも大絶賛してお勧めになってましたが、ほんとにカタンさんのライブは素敵な驚きがいっぱいでお勧めですよ!! チャンスがあれば是非ライブや他の曲もチェックなさってみてくださいませ♪