混沌の終焉?!

4/17 渋谷はアップリンクのファクトリーにて。
[大川高広「End Of Chaos」展]での日比谷カタンさんのライブも無事終了しました。

私はXには伺ったことがあったんですが、ファクトリーは初めて。
板張りの空間で、生音の反響も気持ち良く、歌も演奏もトークもたっぷりで
1時間超えのぜいたくライブでございました。

カタンさんの後にはディジュリドゥと尺八の演奏もあったりして。面白かったんですよ。

展覧会を開催中のアーティストの大川高広さんはもちろん、ライブイベントのオーガナイズをやってくださった大塚アキラさん、ライブ出演者の皆様、ファクトリーのスタッフの皆々様、お集りいただいた常連/初見のお客さま方、ほんとにどなた様とお話させていただいても、すごく気持ちよく充実したひとときになってしまう、という、何とも素敵なイベントでした。改めまして御礼申し上げます。ありがとうございました!

...と。もっとちゃんとしたライブレポをお届したかったんですが。

なんと!

筆者の仮想蝙蝠のメインマシンがクラーッシュ!してしまって、今まさにカオスの真っただ中にいるのでございます。おかげ様で、サブで使ってるマシンにほぼ全データがバックアップされてるので、今までのお写真とか動画とか、別に支障はでてません。お仕事にもなんとか影響を出さすに済みそうです。

まさにエンドオブカオス、と行きたいところでございます。

...と。上記の展覧会イベントの2日後の土曜には、同じアップリンクのファクトリーで映画「国道20号線」上映+富田克也監督と社会学宮台真司さんのトークショー! があったのですよ。これは見逃せない! という方向で。3日間の間に2回もファクトリーさんに伺ったワタクシなのでございます(この間も3日間の間に「晴れ豆」に2回も行ったっけ...)。

で、この映画。さすが宮台先生が絶賛するのも納得!の大変素晴らしい映画でした!! いやー 富田監督!! すごいセンス!!才能!! この脚本すごい!! 撮り方もすごい!!わたくしも、この場を借りて大絶賛させていただきます。
何がどうすごいって、うまくいえないんですがねえ...かっこいいものなんて、何も映ってないような気がする。でも、この映画はかっこいいんだ。結末に救いが欲しい? 善? 悪? なにそれ。くだらん。「映画監督の個人的な裁きにまつわる説明」なんて、別にあたしは見たくないの。っていうか。私は、映画を特に見たいとは思わない、映画に関しては門外漢的感性の持ち主というか。映画を見る時間があったら、もっと別の楽しいことをしたくなる人間です。だから、あらゆる映画にそもそも期待なんてあんまりしてないんですが。
そんな私の予想を見事裏切ってくれましたよ。こういうモノ作れる人がいるなんて、何とも嬉しいびっくりでしたし。こういう監督がいる、ということに宮台先生がきっちり気づいて、より多くの人に知らせてくださるということにも、改めて嬉しい驚きを感じました。

観る前に、あんまり大袈裟にあおったりしないほうがいいと思うけど。
ぶっちゃけ、私なんかよりずーっと映画が好きだったり、映画を見ることに真摯になれる人には、ほーんとめちゃくちゃお勧めします。これはスクリーンで見たほうが楽しいと思います。来月もアップリンクさんでやるみたいなので、お目の高い貴方は、是非ともお見逃しなく!
おおっ! こんな題材を!こう撮影して!こう編集して!こういうかっこいいものを作れるのか! やるなっ! やられたなっ! すごいぞ!! って思ってもらえると思います(^^)

...って、ちゃんとあとでカタンさんのライブレポも書きますからね!

そしてそして、以前お知らせしたように、今夜11時はNHK FM日比谷カタンさんの曲が流れるとのことですよ。
サウンドストリート21」をぜひぜひチェックなさってみてくださいませ!