「東京艶夜」(080404)

4/4(金)「東京艶夜」@代官山・晴れたら空に豆まいて

日比谷カタンのセットリスト】

「ゼリイ嬢の産卵」のイントロ
♪「スキゾフレニイアパルトメント」
♪「ウスロヴノスチの切符切り」
MC:合言葉のところからMCへ突入。自己紹介のご挨拶。「代官山」という場所についてひとくさり。次の曲の説明。
♪「ヴィリジアンゼラニウム
MC:次の曲の説明
♪「愛のギヨテヱヌ!恋するイミテシヲン!サ!」
MC:映画「パークアンドラブホテル」(音楽担当)の公開について。映画「タクシデルミア」について。NHK FM 4/20「サウンドストリート21」オンエアについて。6/20サルガヴォさんレコ発@スターパインズカフェで出演決定について。
♪「ヲマヂナイ」
♪「対話の可能性」

スキゾの高音ボイスで始まるやや物憂げな雰囲気のスタート。演奏も歌も大変綺麗でした。お衣装は「和風ミニワンピ+ガーターベルト+レッグカバー+太腿チラチラ+綺麗にメイクアップ」という極めて極めて妖艶な感じ。
急遽参戦が決まったイベントだそうで、客席は一見さんが多目。これを反映してか?セットリストは初期のものから最近のものまで網羅した幅広い選曲で"日比谷カタン入門"としてバッチリのステージだったのでは?!

「ブッキングが素敵なので見にきました」というお客様にも遭遇したのですが、ホントにすっごく素敵な競演陣でしたよ。

柴草玲さんというと、私にはやっぱりCoccoの「樹海の糸」のイメージが強かったんですが...カタンさんのステージングやパフォーマンスに関する考え方に通ずるものを感じさせる、ユーモアと知性に溢れた作品世界でした。笑える曲はおかしくてしょうがなくて、シリアスに迫ってくるものは心のコアにズンと響く重みと鋭さがあり。おかしみを出せるのは、哀しみがわかってるから。人が、生きてて、奏でてて、歌っている。命の営みにシンプルに真摯に向き合ってる方。お客さんの感性の筋力をちゃんと察知して、お客さんが受け止められるように音による表現のボールの勢いを調整してあげることができる方。柴草さんの強さと優しさをそんな風に感じました。

↑終演後の柴草さんとカタンさん

トリは噂の越路姉妹...「面白い」とか「迫力満点」とか。で、蓋をあけてみたら、やっぱり、面白くて迫力があってステージからの統率力満点!力がたっぷりある人たちが、しっかりした演奏で、軽やかに明るく楽しくアイデアを展開してる...「ザ余裕」という印象。ボーカルさんの観客を引き込みまとめあげる力はハイパーです。すでに常連ファンさんがいらっしゃる強みもあると思いますが、初見でも楽しめる楽しいステージです。私は後半はソワソワしながら見てたのでクライマックスをちゃんと聴く事ができなかったのがちと残念でありました。


越路姉妹さん。この日はかずこちゃんじゃなくてかずのこちゃんが参加していたそうです!

# 柴草玲さんのブログで本エントリご紹介いただきました!柴草さん、ありがとうございます!
# 柴草さんのリンクからおいでになった方のためにこちらにも4/4DATE男ナイトでセーラー服を着用した日比谷カタンさんの写真追加します♪