日比谷カタン@新宿紅布 (080827)

8/27、新宿紅布 The 5th anniversaryにて、日比谷カタンのライブ再開第一弾が無事終了しました!

たくさんのお客様にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。
5周年目を迎えられましたred clothの皆様にも、改めてましてお祝いと御礼を申し上げます。

カタンさんはブランクをまーったく感じさせない好演でした。
ライブ休止中に新曲が3曲できあがったそうで、その中の2曲をお披露目していました。
詳細は、ライブレポートとして、後ほどこのエントリに加筆します。

まずは、お写真だけ先にご紹介しますね。


#珍しく腕出しスタイル。メトロポリスの表紙写真のイメージに近い感じでした。

#これ↓は終演後の楽屋での記念撮影。

#左から堀越和子さん(ヒラマさんのサポートkeyとして出演)、日比谷カタンヒラマミキオさん。

【セットリストとMCメモ】

♪ゼリイ嬢の産卵(イントロ)
〜♪ヲマヂナイ
〜♪いびつな月のはからい
〜♪ブツブツ膏

MC:「RED CLOTH 5th Anniversary、5周年記念のイベントでありますよ」とのご挨拶からスタート。2か月ぶりのライブであり、ライブ休止期間中に新曲ができた、とご報告しながら「5周年記念おめでとうございます」。

話題は、オリンピック、エコバッグなどに広がりまくり!「エコバッグをいっぱい持ってる人って無駄ですよね」などなど、絶好調で、大爆笑のトークタイムとなりました。

続きまして、「J-POPは日本一だ」コーナーに突入。「そもそも新曲ができない私がカバーをやるコーナーなんですが、新曲ができてしまったので、仕方なく新曲をやることにします。」ここで眼鏡を装着して、歌詞カードを見ながら初披露です。タイトルは「サッカリン・ブルース」。会場に向かって「サッカリンってわかりますか?」ときいたところ、あまり反応がなく。ここでしばらくサッカリンについて、かなりマニアックに説明。

サッカリン・ブルース(新曲)

MC:この「サッカリン〜」は、ステージにあがる直前に歌詞を変えたそうで、今後半年くらいをかけて完成形に近づいていくとのこと。さらに続いて「続J-POPは日本一だ」コーナーに突入。「なんとですね、新曲は3曲もできた」とのことで、客席は拍手。ところがカタンさんは「あなたたちのそれは"ぬかよろこび"と言います。2曲目にやろうと思ってた曲は、本日のイベントの趣旨にそぐわないたに割愛させていただきます。これは説明だけさせていただきます...一応ね、説明責任というのがありますからね。」とのこと。なんと「職業シリーズ」というのを今後作っていくそうで、「架空かもしくは現実にある職業を題材に、頑張っている人にエールを送っていく曲のシリーズ」なんだそうです。

この日披露された新曲以外に3つタイトルが決まってて、サブタイトルだけ決まってるのが「検察側の愛人」という曲だそうです。ここで「桜田門の恋」と言ってみてから「桜田門の変」に話が飛び、さらに「篤姫」にも飛んで、会場での視聴率を挙手でリサーチ...するもこれが芳しくない!時代劇ファンのカタンさんはがっかりしながらも「中村梅雀さんの井伊直弼が素晴らしかった。」とのこと。

未完成ながらもできかけてる曲のタイトルは「ある歯科衛生士の野望」、この日まで間に合ったのやらないのは「超高速コンパニオンの使命」だそうです。この「超高速〜」の曲調については「歌がなきゃpe'zみたい」なんだそうですが「歌が入っっちゃってpe'zmoku みたいになればいいんだけど、そうならない」んだそうです。

さらに「新J-POPは日本一だ」コーナーに突入。「私にしては社会派」な曲と説明。ここで星野JAPANについてちょっと言及。さらに反町JAPANについても一言。このコーナーで披露する新曲タイトルは「終末のひととき(仮題)」と紹介し、曲中に登場する一部のイメージについて説明。カタンさんはGoogleストリートビューで、子供の頃いじめられた公園を見てみたそうで。隅田川とか佃島とか築地とかの近くで、地上げを経て現在は高層建築が立ち並ぶ中、件の公園は神社が隣接しているため、まだ残存してるとのこと。そこには、現在は危険遊具として絶滅してるであろう"箱形ブランコ"がかつてあったそうです。そのときのその遊具にまつわるカタンさんの想い出が「ゆりかごのブランコ」という曲中の一節に反映されているとのこと。

♪終末のひととき(仮題)(新曲)

〜♪対話の可能性

〜アンコール〜

MC:フランス先行発売コンピレーションアルバム「くさまくら」の日本発売会記念イベントについて告知。今年も10月にベルギー・フランスツアーが決定していることもお知らせ。

さらに。ここで「ちょっと個人的なことなんですが」と前置きして...カタンさんが最近経験した悲しいお別れのお話が。
1stアルバム「対話の可能性」収録の多重録音インストルメンタルナンバー"Minor Cats"の最後に猫ちゃんの鳴き声が聴こえますよね?あの声の猫ちゃんが、この日の2日前に亡くなったそうです。カタンさんとは"10年以上の付き合い"だったとのこと。

「僕が歌を作るきっかけになったのは...やっぱり、猫がいてくれないと、そうは思わなかっただろうな....」
「今からやる"ヘテロのワルツ"という曲は、僕が"日比谷カタン"を名乗る前にできた曲でして。2000年なんですけれど。そのときに初めて"歌"をオリジナルで作ったんですね。それまでインストのフレーズとかでセッションナンバー的なリフは作ったことがあったんですが「歌詞を付けて、曲を書いて」というのは、今からやらせていただく曲が初めてでございました。
...その中に猫のことが出てくるんです。
猫の歌じゃないんでね、ほんとにさわりしか出てこないんですけれども。
"猫がそばにいた"という曲ですね」

ヘテロのワルツ